タイヤの溝

皆さんは、タイヤの溝。どのぐらい気にしてますか?

新品状態での夏タイヤの溝は、ほぼ8mm程度というのが標準的です。

車検に通らなくなるのは1.6mmですが、どこまで使えるものなのでしょう?

その疑問にお応えします。

交換の目安は4mm

つまり、5分山になったら交換しましょう。というのが一般的。

ですが、5mmを切ったら交換を考えた方が良いでしょう。

というのも、溝の深さ=濡れた路面での性能 といってもよいぐらい溝の深さで雨天時の性能が大きく変わってきます。

車の限界性能をテストする際に、ウェット制動旋回などのテストをすると5mmを境に一気に性能が落ちてきます。これはつまり水を排水する力が大きく落ちていることを意味します。

旋回しながらの制動なので、タイヤは最も酷なテストではありますが、同様に直線時のハイドロプレーニングも起きやすくなっていると言うこと。

わたしがかつていた出版社の同僚は高速で80kmで走っていてハイドロプレーニングが起こり大事故を起こしたことがあります。

そのときの溝は5mmを切っていました。

あなたはタイヤ溝、チェックしていますか?

このような溝計測グッズをトランクの工具に忍ばせておくと良いかも! 1000円もしないのでオススメです。
フジ・コーポレーション

スタッドレスの場合は!?

スタッドレスタイヤの新品時の溝は約10mm程度。

スタッドレスタイヤとして使えるのは新品の溝の50%になっているので5mmまで。

winter tire tread texture on black background

5mmを切ると、スタッドレスとしての性能が一気に落ちますので注意が必要です。

ちなみに、今シーズン、スタッドレスを使い切ろうと思っていたのですが、
シーズンイン時6.5mm。

雪が溶けた今は、3mm程度まで減りました。

ということはスタッドレスとしては使えないので、冬タイヤ装着必須の道路で警察に捕まると整備不良扱いになることもあります。

ですが、正直、この溝でも普通に雪道走れてましたけど。。小樽ー札幌間はけっこうツルツル路面になるんですが、ほぼ問題なく走れていました。

本当はダメなんですけどね。

あ、ちなみにスタッドレスはミシュランです。

夏タイヤだけでなく、スタッドレスもミシュランはいいですよ〜。

アイスバーンの性能は、某国産には一歩譲りますが、堅い路面や雪解けの舗装路での走行フィーリングはおそらくライバルを遙かにしのぎます。

某国産タイヤは、アイスバーンはいいんですが、ゴムが柔らかすぎて、堅い路面では頼りないフィーリングになってしまいます。わたしもかつて使っていたことがありますが、少なくとも私には合わないな〜と思って、1シーズンで変えた経験があります。

で、ちょっと話がそれましたが、

スタッドレスも5mmまでとご記憶ください。

それから、スタッドレスをそのまま春以降も掃き続ける場合に注意が必要なのが

雨天時の性能です。

スタッドレスタイヤは雪や氷には強いのですが、排水性は最低です笑

ですので、溝があっても、ハイドロプレーニングが起きやすくなっています。

スタッドレスタイヤで雨天走行される場合は、速度を控えめにしてくださいませ。

以上、タイヤの豆知識でした!

フジ・コーポレーション

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