@札幌のとあるカフェ
車屋Alluの松永です。
今回は、マイプジオ君のメンテナンス時の代車としてお借りしている。
軽自動車のレビューです。
さあ、10年落ち10万キロの軽はどうなんでしょう!?
やはりガタはあります
さすがに10万キロ走っていると、足回り系にガタがありますし、ボディもサビサビ。
ですが、エンジンや電装系は全く問題ありません。
ボディのヤレや、ガタピシもほとんどないといっていい状態でした。
唯一の難点は、腰痛持ちのわたしにとってシートは少しだけ不満が…。
そして、10年10万キロですから、コマゴマと直してきているとは思います。これから壊れる部分も多々出てくるのは間違いありません。
ですが、国産車は最長で3年の修理保証保険に入ることができます。
多走行車は修理保証加入は必須
車両価格にプラス12万円程度で、修理金額上限なし。消耗品以外はほとんど全てが対象になる保証を車屋Alluなら付帯できます。
他社の保険の場合、期間が短かったり、保証内容が不足していることがあります。
中古屋さんで買うときは必ず、保証内容を確認してください。
補償の項目と、修理費用の上限値を確認することをお勧めします。
これをしておかないと、直せると思ったら有償だったり、上限額の関係で負担が発生したりすることがあるので注意が必要です。
ご相談いただければ、弊社の保証内容の資料をお渡しいたします。でも、お店の方には見せないでくださいね。
保証内容を確認するときの質問のネタに使っていただければと思います笑
ということで、10万キロ走行車でも、購入時に車検に通らないレベルのパーツを交換し、修理保証保険に入っていれば
国産車の場合は3年は安心して乗れます。というわけです!
10年10万キロの車の買い方とは?
10年落ちの車、多走行車を購入する場合は、安く買うことだけを求めないことも大切です。
購入時に問題のあるところはきっちり治す。
その後に壊れたところは、保険で治す。
ですので、安いだけの車には飛びつかないでください。
きっちり整備したクルマ、コンディションの良いクルマを選びたいのであれば、
軽や普通車問わず、総額で70万円から150万円程度のものを探すことをオススメします。
このぐらいの金額ですと、車検は通るけど、ガタピシがあるとか、ボディサビサビということが
ほとんどありません。
内外装が綺麗な車ですので、丁寧に扱われた車ですので程度が良いのです。
また、できれば本州からの車が良いですね。
北海道で10万キロ走っている車は、ボディは大丈夫でも、下回りがサビサビであったり、足回りにガタが出ているクルマが多く見受けられます。
購入時は大丈夫でも、早い段階で ゴトゴト音なんかが出てきやすいクルマかもしれません。
ですので、少々割高になっても、本州仕入れをオススメします。
高くなると言っても5万円~8万円程度。
3年以上乗るつもりなら、この差は大きな違いになってきます。
まとめ
10年10万キロは買い替えの時期。程度が悪いから買わない方が良いなんていう話は、正直嘘です。
購入時にしっかりとメンテナンスして、修理保証をうまく使いながら、クルマのコンディションをリセットすることで、5年、10年と乗り続けることも可能です。
新車がどうしても欲しい。新しいクルマじゃなきゃ嫌だという方を除いては、多走行車は意外に良い選択の一つです。
いかがだったでしょうか?
今のクルマは、しっかり作り込まれているので、耐用年数も伸びてきています。
150万円のクルマを5年ごとに乗り換えると
300万円のクルマを5年ごとに乗り換えていくのと比べると
40年車を所有するとしたら1200万円の差です。
最新のクルマの方が燃費がいいとしても、この差は埋まりません。
多少税金が高くなったとしても、自動車保険は安くなるので、トータルの金額は圧倒的な差です。
300万円のクルマの下取りを想定したとしても、よほどの人気車でない限り、数百万円の差は出てきます。
それが70万円や100万円の程度の良い車をみつけてくればなおさらです。
ちなみにこの予算で買える車はこんな感じ
・軽自動車ほぼ全て
・日産エクストレイルの先先代
・マツダCX-5の先代
・トヨタヴィッツ4WD先代
・ホンダフィットハイブリッド4WD先代
・スズキスイフト4WD先代
・トヨタアルファード4WD先先代
・トヨタヴォクシー&ノア4WD先代
・ホンダステップワゴン4WD先代
・日産セレナ4WD先代
追伸
ここまで書いておいてではありますが、市街地走行メインの方軽自動車はよいですが、都市間移動をされるような使い方をされるのであれば、最低でもコンパクトカークラスをオススメします。
というのも、軽自動車は以前と比べると本当に安全にはなってきています。ですが、日本の軽自動車の衝突実験は軽自動車同士がぶつかった場合での結果です。実際の事故では、もっと大きなクルマとぶつかることもあることを考えると、やはり安全面ではオススメできません。