先日、カローラクロスのハイブリッド4WDに乗る機会がありました。
それがそれが、この車。
とっても良かったです。
どんなところが良かったのか! まとめます!
ボディ剛性が素晴らしい
車の走行時の質感を決めるのが、ボディ剛性。
こいつがしっかりしていないと、段差でバタバタしたり
ステアリング操作時の遅れといった
気持ちよくない動きをします。
ですが、カローラクロス君。
ほとんど気になる不快な動きがほとんどありません。
SUVなので、背が高いことでの
横揺れ感は若干あるものの、不安や不快に感じることはないレベルに仕上げられています。
モーターとエンジンの調律が秀逸
トヨタ車全般に言えることですが、モーターでの走行とエンジンの走行のバランスが本当に秀逸です。
しかも、エンジンに切り替わった際に感じる
不快なノイズがほとんどありません。
同じトヨタ車でも、車格に見合わないエンジン音を感じてしまうモデルが実はあります。
カローラクロスのエンジンは、精度も高く、振動も少ないだけでなく
吸排気音も悪くないんです。
車格に見合った、質感があるので、不快な印象は全くありません。
わたしはCVTが大嫌いなんですが、それもあまり感じさせない
制御は十分に許容できるレベル。
(個人的にはやはりトルコンかDCTの方が好みですけど)
サイズとスタイリング
カローラクロスのサイズ。私的にはベストフィットです。
長さ・幅。日本の道には最良のサイズではないでしょうか?
そして、なによりも車格以上の小回りが効くことも、お気に入りです。
このサイズで最小回転半径5.2mはかなり優秀です。
そして、もうひとつ車重です。
ハイブリッドモデルで4WDでも1370kgは、本当に秀逸。
ドライブモードをパワーモードにすると
結構な加速力です。
モーターとエンジンを合わせた
システム最大パワーは約240PS。
トルクは42kg。
もちろん、この全てが加速時に
出るわけではないのですが、
軽いがゆえに、必要十分以上の動力性能です。
一回り大きいRAV4が、約1600kg。

その軽さが、走行性能の上で、
大きなアドバンテージになっているのは間違いありません。
(実際、RAV4は設計年度が古いとはいえ、重さと
セッティングのせいか、バタバタ感がやや感じられます)
そして、他社のライバルと比べても軽いですからね〜。
軽さはメリットが多く、タイヤの摩耗も少ないので
ランニングコストも抑えられそう。
そういう意味でも、日本では荷物を本当に積みたいという
(といっても、十分すぎるラッゲージスペースがあります!)
ニーズがないのであれば、このサイズ感は最強ではないでしょうか?
それでいて、燃費はクラス最強レベル。
さらに欧州の衝突安全テストEURO N-CAPでは

BMW X1とほぼ同等程度の安全性を実証。
(ボルボやベンツと比べると最強レベルなので及ばないですが…)
本当によくできた車です。
まとめ
クラストップレベルの運転する楽しさも感じられる走行性能の完成度。
日本にベストマッチのサイズと、クラス最高レベルの燃費。

このクラスでは、間違いなくおすすめナンバー1の車です。
欧州車の同サイズの車と比べてしまうと

走りの質感、運転の楽しさでは、
やはり及ばないところはありますが
欧州車の同クラスと比べると
ざっくり200~300万円程度安く購入できる上に、
驚異的な燃費は、欧州車が太刀打ちできるレベルではありません。
もし通信簿をつけるのであれば
すべて85点以上つけられるレベルに仕上がっています。
これは推測ですが、
他社から出ているボディ剛性パーツや足回りのパーツを交換すると
かなりのレベルの走行性能が期待できます!
唯一、ちょっとなーと思うところは
最低地上高が160mmという点かな〜。