日本で一番売れているクルマはホンダN-BOX。

N-BOXの4WDターボで車両本体価格はざっくり200万円
一方、ホンダフリードは4WDだとざっくり250万円ぐらい
新車購入時比較からフリードを中古にした場合、どちらを選ぶ方がよいのかをいろいろなデータをみながら比較をしていきます。意外な結果が出ているかもしれません。少しだけお付き合いください。
N-BOX新車時購入価格とフリード中古価格比較
新車時の価格をまずは見てみましょう。
N-BOX 260~280万円
フリード 330~350万円
やはり、それなりに差があります。
フリードを4年落ち3万キロ以内の中古にしてみました
フリードの総額は 310~320万円となり、新車と比べると約1割安いというイメージです。
さすが人気車だけあって値落ちほとんどしていません。

これを1年落ち1万キロ以内すると
315~325万円とほとんど新車と変わらず、中古車市場価格が上がっている今、フリードに関しては新車を待てるのであれば高年式は選ばない方がよさそうです。
5年落ち3万キロ以内まで広げてみると…
もう少し年式を落とし、距離を3万キロまで広げたところ、総額が270万円程度になってきました。
軽自動車の新車と変わらない価格で、激良車も手にできるのでこのぐらいまで広げると同じ土俵に乗せられるようになりました。
つづいてランニングを比べてみましょう
税金比較
毎年、支払うことになる自動車税をまずは見ていきましょう
N-BOX 10800円
フリード 34500円
その差額 23700円
自動車保険比較
軽自動車が新車なので、車両保険に入った場合はおそらくフリードよりも高くなってしまう可能性が高いと思われます。
ということで自動車保険はドロー。
タイヤ代比較
夏タイヤの価格を某カー用品店の価格で比較してみました。

N-BOX 1セット 4.5万円~
フリード 1セット 6万円~
いずれも取付工賃込を想定
差額 約1.5万円。
それほど差はないというのが私の印象です。3年程度は持つことを考えると、微差というレベルかと思います。
燃費 5000キロ走行時
年間5000キロ走行時の燃料費を比較してみましょう。
N-BOX 実燃費 19km/l 42000円程度
フリード 実燃費 15km/l 54000円程度
差額 12000円程度。
月間換算で1000円しか差がないので、これも微差といえるのではないでしょうか?
ランニング総額(タイヤ代は除く)
ということで、1年間のランニングコストを比較してみました。タイヤ代および自動車保険代はのぞき、税金と燃料費のみで算出。
N-BOX 53000円程度
フリード 89000円程度
差額 36000円
月換算 3000円! しか変わりません。
軽自動車は経済的と思われていますが、こうして比べてみると大きな差がないことがわかっていただけたでしょうか?
購入時の価格に差がなければ、実質月額3000円の差でN-BOXではなくフリードにのることができるわけです。
車格が違いますので室内の広さと、安全マージンも大きいので軽自動車よりも、わたしは安心だと思います。
とくに軽自動車は後部座席後ろのマージンが少なく、チャイルドシートに乗せた子どもさんの安全を考えるとフリードの方が圧倒的にオススメです。
まとめ
軽自動車よりワンクラス上の普通車を購入して、安全面でも少しでも安心して乗って頂きたいというのが私の思いです。
誰もクルマに関することで、損をして欲しくない。それは万一事故が起きたときのけがの重篤度も当然含まれています。
軽自動車に乗っていなかったら…という言葉を事故の後に聞きたくないです。
北海道は比較的、他県に比べて速度レンジが高く、幹線道路では大型車とすれ違ったり、一緒に走行することも多いだけに、少しでも安全マージンのある普通車に乗ってもらいたいというわけです。
ホンダが実際に軽自動車と普通車の衝突実験映像(両車とも50km。相対速度100km)をYoutubeで公開しています。軽自動車も少ないマージンながら乗員が乗るキャビンは守られているように見えます。軽自動車の安全性も以前と比べると飛躍的に向上しているのは間違いありませんが、普通車の被害状況と比べると…
さて、安全性の次は安心度アップのための故障時の保証について。
中古車ですが、クルマ屋Alluでは3年保証をつけますので、万一の故障も安心して乗って頂けます。
安全+安心+運転も快適。ランニングもそれほど高くない。
わたしはデメリットといえる要素は、全くないと思うのですが、あなたはどう思われますか?