好きこそ物の上手なれ〜やり抜く力
From : 松永和仁
@とある小樽の居酒屋
オフパワーコンサルティング の松永です。
2016年に刊行され、2017年4月には28万部を記録した「GRIT(グリット)」という本をご存知でしょうか?
「GRITとやり抜く力」の文言が赤い表紙に大きく書かれている本です。
この本は「やり抜く力」の秘密、世の成功者たちが偉業を成し遂げた理由を明らかにして行きます。
その中で取り上げられているテーマ。「好き」にならないと、努力できない。 について私なりの感想をまとめて見ました。
目次
好き+努力しか価値ある未来を生まない
「ただ好きだからといって、上達できるとは限らない。努力をしない限り、上達するはずがないのだ。だから多くの人は、好きなことをやっていても全然上手くならない」
私も本当にそう思う。自分の興味があることを掘り下げるにしても、練習に励み、研究を怠らず、つねに学ぶなど、やるべきことは山ほどある。だからこそ言っておきたいのは、好きでもないことは、なおさらうまくなれるはずがないということだ。(引用 GRIT やり抜く力 6章より)
さらに著者のアンジェラ・ダックワース氏は続けます
保護者や、これから親になる人や、年齢を問わず親以外の人たちにも、伝えたいことがある。それは、「必死に努力する以前に、まずは楽しむことが大事」ということだ。
多くの成功者の変わらぬ事実は、ひたすら練習したことに尽きます。そして、最初はまず「楽しい」という気持ちがあったからこそ、のめり込んでいきます。ですが、その道は決して安楽なものではありません。苦しさを感じながらも楽しみながら、その道を極めていくんです。
練習なくして偉業を成し遂げた人はおそらくいない
モーツァルトは天才といわれることが多いですが、彼の父親も音楽家。その父から音楽の英才教育を受けていたことは知られている事実です。
確かに才能はあったでしょう。ですが彼は3歳から父から音楽を教わります。5歳で最初の曲を作曲したといわれていますよね。一日10時間音楽に関わったとすると、365日×3年で、ざっくり1万時間。つまり、彼も間違いなく人並み以上の努力をしたのは間違いないんです。GRITの中でも、ドイツの音楽学校での研究が紹介されています。最上級の演奏技巧を習得するには10年以上、延べ約1万時間かかっていたとのこと。ただ必要なのは量だけではないようです。「意図的な練習」といわれる質を上げる練習が必要です。高めの目標を定め、集中して努力を惜しまない、うまくできるまで何度でも繰り返すことが大切なんです。
一流のアスリートがよく言葉にするのが
「練習以上のことは本番で決してできない」という言葉。
そして、もうひとつ
「私は〇〇が好き」という言葉です。スポーツ、研究家、音楽家、美術家、ビジネス。どの分野、業種においても、やっていることが嫌いで、その道を極めた人はいないのではないでしょうか?
だからこそ、何かの道で一流、超一流になりたければ、好きなものでなければならないんです。
人に何かを伝えることが大好きです
私は、文章で、あるいは言葉で人の益となることを伝えるのが大好きです。
最初に就職したのは、自分が子供の頃から大好きだった車の出版社。
そこでは、車がもたらしてくれる楽しさ、便利さ、価値を少しでも多くの人に伝えたいとひたすら頑張っていました。
ある時、上司と口論になったことがあります。
私:「ロードスターはパワーはないし、決して速い車ではありません。むしろ、遅いといってもいかもしれません。ですが、とても楽しい車です。もっとその魅力を伝える企画を考えています」(注:ロードスター マツダが販売しているオープンスポーツカー)
上司:「何をいってるんだ。ロードスターメインの企画なんて、つまらんだろ。どこが楽しいんだ!」
私:「何を言ってるんですか! ロードスターは楽しい車です。他にはない個性を持っていますよ!」
上司:「車の楽しさはパワーや速さだろ! もっとインパクトのある企画を考えろ!」
私:「確かに、迫力やスリルという意味ではパワーや速さかもしれません。ですが、ロードスターには人車一体を低価格で体感できる数少ない車です!!!」
といった具合でしたが、話は平行線でした。
ですが、車愛、全開だった私は、上司に何をいわれようと、ロードスターは魅力がある。その楽しさを伝える価値がある。それこそ、自動車雑誌の使命だと思っていました。
もちろん、今もそう思っています(笑)
そのスタンスは今でも変わっていません
オフパワーの大きく分けて事業部門は
・ラジコンの輸入販売
・ドローン販売・スクール運営
・集客・経営コンサルタント があります。
どれも、自分が価値あると思ったものを世に広める、伝えたいという想いから始めたビジネスです。
集客・経営コンサルタントの仕事をしているワケは、
魅力ある商品
価値ある商品
情熱が込められた商品 を多くの人々に知ってもらい、使ってもらいたいという想いからです。
なので、私がお手伝いをするのは、自分の製品やサービスに誇りとパッションを持っている方だけです。
そうしないと、私の情熱が続かないからです。好きなものしか続けられない。やはり、そこに行きつくんだと思います。でなければ、本当に全力で関われない。そう思える方々と、これからも仕事をしていきます。
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