【バブリーダンス】ってビジネスと同じ!?
from 松永和仁
@札幌のとあるカフェ
バブリーダンスって覚えてます?
昨年、大ブレイクした大阪登美丘高校のバブリーダンスって覚えてます? 知らない方もいるかも知れませんが、昨年の段階で数千万回。2018年10月23日の時点で6895万回。
昨年のブレイクの結果、レコード大賞では荻野目洋子さんとコラボし、紅白では郷ひろみさんのバックダンサーを務めました。
Youtubeで数百万回再生という話は聞きます。ですが、数千万回というのは驚異的です。その秘密は何なのか分析して見ました。
目次
ポイント1 とにかく見ていて笑える
人気があるバラエティの特徴は、「笑える」ことですよね?
笑いは元気の源なんて言われるように、人を惹きつける力がありますし、笑う門には福来ると言われるほどパワーがあります。
なので、深く考えずに何気なく笑いを求めている人って多いかなと思うんです。
でもこのバブリーダンス。もっと深く見ていくと、面白いことを発見しました。
ポイント2 他とは違う個性がある
とにかく感じたことは、「こんなこと誰もやらないことをやっている」こと。
差別化という言葉がありますけど、その手前にある考え方がすごいんじゃないかと思います。
ポイント3 自分自身が楽しむこと
その一つ目が自分自身が楽しむこと。ではないでしょうか?
踊っている高校生たちはダンスを楽しんでいる。そう見えます。
それぞれがダンスを楽しくするために演じている。
途中途中の彼女たちの表情を見ているだけでも結構楽しめちゃいますよ(笑)。
ポイント4 見ている人を楽しませようという気持ちがある
自分たちが楽しむだけでなく、視聴者に楽しんでもらいたい。そんな気持ちがこもっているような気がします。
こんなに楽しいダンスを作ったんだから、もっと多くの人に見てもらいたい。そして楽しんでもらいたいという気持ちです。
実際、コーチのアカネさんは、「こんな楽しいダンスをもっと多くの人に見てもらいたい」と思い動画をアップしたようです。
このビデオは、アカネコーチがセグウェイに乗って自分で撮影、編集したもの。それが中々どうして独特の世界観を作り出しています。
そして、このダンスは見ていて楽しい。クスッと。時にはゲラゲラと笑える仕上がりになっています。
ポイント5 クオリティはムッチャ高いということ。
ダンスのレベルは全国大会で準優勝するぐらいですので、キレッキレかつ揃っています。
笑いだけではない、美しさ、感動すら感じるものです。
だからこそ、ヒットした。
もう一度おさらいして見ます。
・踊っている自分たちが楽しんでいる
・視聴者を楽しませたいと思っている
・多くの人に見てもらいたいという気持ちを手作りで
・クオリティを追求する
これって仕事やビジネスでも一緒だと思います。
・自分も欲しいと思えるほど、売っているサービスや製品に惚れ込んでいるか
・売ること自体を楽しんでいるか
・買ってくれるお客様の笑顔を見たいと本気で思っているか
・クオリティにこだわっているか?
当たり前のことに聞こえるかも知れません。
ですが、自分が欲しいと思えないものを人に売るってどうでしょう?
自分の売っているものに自信があって、お客さんに価値を提供しているって本気で思っていたら売るのって楽しいと思いませんか?
これって美味しいラーメン屋とか、焼肉屋を勧めているのと全く同じ感覚です。
売るのが後ろめたいって思っていたら、売れるものも売れないと思いませんか?
でも自信があると、本気でお客さんを笑顔にできるものを売っていると思っているから売れる。
これって簡単にいうと Win-Win の関係です。これがないと、物事ってうまくいかないと思います。
売る方も嬉しい。買う方も嬉しい。
あなたのビジネスのやり方って、Win-Winに本当になっているでしょうか?
バブリーダンスは喜ばせたいという高校生たちと、楽しいものを見たいという視聴者の思いがマッチした結果、大ブレイクしました。
つまり、あなたがお客さんが欲しいと思っているものを提供できれば、もっとビジネスを大きくすることができる。
あとは製品自体のクオリティと伝え方ではないでしょうか?
バブリーダンスは理屈抜きに、人の「楽しいものを見たい。楽しい時間を過ごしたい」というWants(ウォンツ)にヒットしたんだと思います。
あなたのビジネスがお客さんのWantsに響く伝え方ができれば、お客さんの言葉にあなたの言葉を翻訳できれば、もっと伝わるのではないでしょうか?
お客さんが抱いている「悩み」「不安」「願い」と言ったWantsとあなたの商品やサービスをもっとマッチさせる。
ビジネスの場合、クオリティを上げるには、やはりマーケティングの考え方が必要です。ちょっとした工夫をするだけで、今まで以上の結果を出すことができるんです。
実際、バブリーダンスだってちょっとした差です。ですがその差が面白かった。人と同じじゃない。誰もやらないことをやって、大ブレイクしたワケです。
あなたのビジネスで人と違うこと。誰もやっていないことってあるはずです。それを見つけられるかが問題かも…。
その方法を知りたい方は知識とノウハウがぎっしり詰まったこのページをチェック
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