笑いながら車を運転したことありますか?
@小樽の自宅
From 松永和仁
先日、某海外メーカーの車を試乗する機会がありました。そのとき、ある車を運転した時のことを思い出しました。
それは、「笑いながら車を運転した」経験です。
その時、感じていたこと。そして、20年の時を経て運転した最新の車から感じたことをシェアします
目次
車としてはダメダメ。でも笑いが止まらない車
約20年前、輸入車ばかりが集まる試乗会に参加した時のこと。とある車を運転しました。
その車は、ミニ・クーパー。1959年にイギリスで生まれた「ミニ」。その最終モデルとなった車です。2001年にはBMWが、今のミニにつながる新生ミニが生まれましたが、その前。つまり、元祖ミニの最終型に乗ったわけです。
この車。今の車の基準でいったら、正直ダメダメです。狭いし、うるさいし、運転しずらいし(笑)。
ですが、乗っていると「笑い」が止まらない楽しさがあります。ニンマリしたり、ワハハと笑ったりできる。走るオモチャとでも言いましょうか。とにかく運転していて楽しい車です。
そして、個人的にはスタイリングもいい。と思います。愛嬌があるし、バランスもいい。
あまりにも楽しくて、その楽しさを誰かと共有したくて友人を呼び出してしまいました。職権乱用でメーカーから借りてきた車を一緒にドライブしたんです(笑)。
その友達も笑いながら運転していました。
そこにあるのは圧倒的な個性。他のどの車とも違うキャラクターです。通信簿でいえば、1とか2がたくさんあるけど、5段階評価の5以上のところがひとつとか、ふたつある。キラキラとひかる魅力がある車です。
こんな車は、正直、今の日本車にはありません。
さて、最新の某輸入車は…
試乗したのは、ディーゼル4WDの輸入車です。私は北海道小樽市に住んでいますが、小樽は山坂が多く、二輪駆動の車だと少し大変です。妻を横に乗せると、冬道で発進できない時に、「4駆をなんで買わなかったの〜!」と言われることしばしば。
というわけで、最新の4輪駆動輸入車を試乗してみたワケです。
輸入車の通信簿も変わってきている
乗った感想は、前述したミニと比べると、バランスが取れてきたなあと。
日本車がオール4の車だとすると、3とか5が混在している感じです。ですが、やはり5以上だなと感じる部分がしっかりとあります。
もちろん、ポルシェやBMW、ベンツなどを基準としたら、5とはいえないかもしれないですが、この部分はこの性能を持っていれば満足を5段階の「5」として判断しています。
※この基準はあくまで私の主観ですので、悪しからずご理解ください。
そして何より
笑える車でした。
先ほどのミニとは違いますが、ニンマリとできる車です。
正直、日本車の中でニンマリできる車は、本当に少ないです。輸入車の場合、実用車というカテゴリーの車でもニンマリできるポイントが必ずあるといっても過言ではありません。
「車は移動できれば十分」は真実なのか?
多くの人は車は移動できれば十分というでしょう。
ですが、私の基準は違います。「ワクワクできる」。「ニンマリできる」。「うわ! スゴい」。と思える車でないと選びません。
それは車の移動の時間も、エネルギーをもらえる機会にしたいからです。もともと、車の運転が好きなのもありますが、車の移動が多い私。移動している時間を「疲れるもの」ではなく、「楽しいもの」にしたい。そう思うからです。
あなたのモノ選びの基準はどうですか?
売れているものが、「良いもの」とはいえるでしょうか? 私はそうではないと思います。本当にファンを作っている製品というのは、理由があります。
もちろん、人それぞれの基準はあるかと思いますが、私は少なくとも売れているからといって安易に製品を買わないようにしています。それは、同じものを買うのなら、自分が少しでも「ワクワク」するモノを選びたいと思っているからです。
ビジネスの基準
コンサルタントという仕事をしていると、自分の仕事に情熱を持って、ワクワクしている人たちと多く出会います。そんな方といると、こっちまでワクワクしてきます。
その方のワクワクが伝染してくる感じです。
そして、そんな方のお手伝いをさせていただくと、自分も楽しく仕事ができます。関わっていて本当に「ワクワク」します。
きっと、多くの方が仕事を始めた時、起業した時。「ワクワク」して始めたんではないでしょうか?
もし、あなたがその時の「想い」や「気持ち」をあまり感じられなくなっているのであれば、その気持ちを取り戻したい。そう思いませんか?
少なくとも、私は自分の仕事に「ワクワク」を感じられるようにしています。そうすると、たとえ上手くいかないことが続いても、楽しく仕事ができています。
ビジネスでも「ワクワク」、「ニンマリ」がある方がいい。そう思いませんか?
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