土屋太鳳のチア☆ダンから感じた〜やりたいを諦めていませんかという事実

コラム, ブログ

今月から始まった土屋太鳳のドラマ「チアダンス」ご覧になっていますか? 第一話を先日見ました。いやー結構泣ける内容でした。第一回目のキーワードとなっているのが、「できっこないをやらなくちゃ」。夢を諦めかけた主人公が、再び夢を追いかけ始めるまでのストーリーが描かれていました。

やれるかどうかではない。やりたいかどうか

年を重ねて「努力を重ねても何でもできるわけではない」という現実に誰しもがぶつかりますよね。そうなるとほぼ全ての人が自分が抱いていた、子供の頃の「熱い想い」「夢」を諦めてしまいます。

このドラマの中で、何でも出来る姉。超えられない壁が目の前にいた土屋太鳳扮する「主人公藤谷わかば」。いつしか「無理は苦しい。無理はしない。みんな楽しくやれる事をやる」という考えに至ります。

そしてある意味キーパーソンとなるのが桐生汐里(石井杏奈)。東京から転校してきたチアダンスをやりたいという汐里。汐里が「わかば」をチアダンスに誘うものの、姉を超えられないと思っている「わかば」が「自分には無理」と逃げてしまう場面も。。

この心の動きって共感できますよね。努力しても報われない事ってたくさんありますし、誰でもが夢を叶えてオリンピック代表に選ばれるわけではないですもんね。

でも、ふとした場面で出くわした、「わかば」の学校の教師通称太郎先生・漆戸太郎(オダギリジョー)は「わかば」にこう言います。

「本当にやりたい事をやれてる時が一番楽しいかも」。

この言葉に「わかば」は心を動かされ、かつての夢「チアダンス」を始める事を決意するという流れです。

そして仲間を集め練習に励む中で、一つの目標ができます。それは「曲に合わせてチアダンスを練習する」事でした。

楽しいだけじゃ勝てない

指導役の汐里。流石にE-girlsのダンサーだけにキレキレのダンスを見せます。そして出来るだけにチアダンスへの思い入れも強い。いっこうにうまく踊れない仲間たちに業を煮やし、「やる気あんの!」と怒りをぶつけてしまいます。

しかし、そこまでチアダンスに思い入れがないメンバーは練習を「やめる」と言い出します。

わかばは厳しい言葉を発した汐里に「楽しくやってたのどうして?」と言葉を投げかけます。

楽しい事するのはいいけど、楽しんでいるだけでは結果は出ない。そんな現実を改めて実感する場面です。

でも、そこで「わかばと汐里」は「できっこないをやらなくちゃ」の歌に乗せてチアダンスの練習をする事を再決意。

その理由は、新たな夢を叶えるため旅立つ「姉あおい」のためでした。あおいが東京に行く日までに踊れるようになってダンスで見送りたい。そんな思いからでした。

親に反対され、国中が反対しても私はお姉ちゃんの味方

夢を応援してくれる仲間。掛け替えのない存在ですよね。「あおい」にとって「わかば」が、そして「わかば」にとって「あおい」は特別な存在でした。

姉の背中をずっと見てきた「わかば」はチアダンスでもう一度、自分の夢を追い続ける決意をします。

チアダンス。その根底に流れるスピリットはやはり「心から応援する気持ち」。そう感じさせるセリフでした。

そしてもう一ついいセリフ。

あおいが別れ際に「わかば」にかける言葉です。

「泣きたかったり、悔しかったりの先に夢がある」。ここから先、同じ夢を持つ新たな仲間と夢を追いかけつつ、葛藤して行く姿が描かれていきそうな展開。今回のクールの注目のドラマになりました。

ここから学んだ教訓

最近のドラマはどれも非常にメッセージ性が高く、見ていて考えさせる質の高い物語が多いです。このチアダンスから感じた事をシェアしますね。

1 「無理に決まっている」と思ったらそこで終了。その先を考えることが大切
2 「できっこないをやる」には意味があるか? でも「本当にやりたい事をやれる時が一番楽しい」
3 「楽しいだけでじゃ勝てない」
4 「泣きたかったり、悔しかったりの先に夢がある」
5 「できっこないをやらなくちゃ」にはやっぱり意味がある

といったところでしょうか? これはビジネスにも当てはまります。大人になると自分で自分の限界を決めてしまうようになるし、先の見えないチャレンジにはどうしても足踏みしてしまいがち。

でも、できっこないをやり続けると、結果がどうあれ、きっと自分は成長しているし、見える世界が変わってくる。そして、もう一つは仲間の大切さです。それは自分の目標となる人、一緒に頑張る人、支えてくれる人。

人生もビジネスも楽しくするには「やれるかどうかではなく、やりたいかどうか」。そのさきに苦労があるとしても「やってみること」が人生を豊かにする。そしてやっぱりビジネスも仲間が必要。一緒に同じ視点で話せたり悩んだり出来る仲間。そう感じさせるドラマでした! 次回も期待しつつ見たいと思います。

「絆で集まる」集客システムコンサルタント
オフパワーコンサルタント代表 松永和仁
※「絆で集まる」集客システムはKUSUNOSE&CO.の登録商標です

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