好きなことできていますか?
From 松永和仁
@小樽のラーメン屋さん麺の夢恋(メンノムコウ)より
最近、ハマっているお店があります。
それは小樽のラーメン屋さん麺の夢恋さん。メンノムコウと読みます。
ラーメン屋さんの名前って、毛筆で力強く。というイメージが強いですが、柔らかくおしゃれなネーミングだなあと思ったのが入ったきっかけでした。
で、入ってみるとオーナーさんはなんと女性。
と、このお店。2018年11月号のニュースレターでもご紹介しています。ですが、そこに見えたこだわりをもう少しお伝えします。
目次
こだわり〜化調は使わない
このお店のひとつの特徴が化学調味料は使わないこと。
ラーメン屋さんはけっこう化学調味料使ってるところ多いです。なので、美味しかったりするんですが…(笑)
麺の夢恋さんは、一切使っていないそうです。
実は私、極度のアレルギー体質です。コンビニものや外食で蕁麻疹が出ることが多いんです。なので、美味しくても、食べたくても食べないようにしているお店もあります。ラーメンは大好きなので、けっこう食べるんですが、蕁麻疹が出ることしばしばです。
ですが、麺の夢恋さんのラーメンを食べても蕁麻疹。一切出ません。
で、聞いてみると化学調味料を使っていないとのこと(笑)。
それでも、長崎産の煮干しをメインに使った出汁は十分にパンチがあり、色々な味が混ざった絶妙な仕上がり。コクとエグミのバランスが良い! さっぱりしているだけでなくちゃんと深い味があるので、美味しくスープを最後まで飲めちゃいます。
女性が作っただけに、女性は好きな人が多い気がします。チャーシューも多分鶏肉を使っているのでローカロリー。そして鶏肉の旨味が口に広がります。鶏肉は苦手な私でも美味しく食べられます。
これまで、味噌(ニュースレターでは鶏ガラと書きましたが、実は煮干しだったそうです。ごめんなさい!)。煮干し醤油、鶏ガラ醤油、煮干し塩。食べました。どれも美味しいです。
使っている食材も産地にこだわってセレクトしたもの。
その理由を聞いてみると
オーナーさん、なんとお子さんが多いそう。確か7人(聞き間違いだったら御免なさい)。お子さんにも良いものを食べさせたいと努めてきたとのこと。
もちろん、お店でも安心して食べられるものを提供したい。と頑張っていらっしゃいます。
それもそのはず、オーナーさん。食レポクイーンだったみたいです。食べ歩きが趣味で食レポ数は1000件近く。これってけっこうすごい数字です。1年に100件行ったら10年。200件でも5年かかりますから(笑)一年。200件って多分出来ないですよ~。
そのこだわりが、今、ラーメン店オーナーとしても、しっかりと見てとれます。
素材、作り方、盛り付け、お店の内装、接客のきめ細やかさ。
男オーナーさんのラーメン屋さんとは違った心地よさがあります。不思議ですね~。こうも違うものかと感心すらしてしまいます。
それからそれから、もうひとつの魅力が、夜のおばんざいメニュー。
17時から21時まではおばんざいがメニューに加わります。
これもその日の旬ものを入れつつ、食レポクイーンの味覚を生かした丁寧な味作りのおばんざいが並びます。
つぶ貝のカルパッチョ、豚トロとアスパラの炒め物、豚とパプリカの黒酢炒め、餃子(17時前もオーダーできます)、ポテトナポリタン? などをいただきましたが、色味も綺麗で食欲をそそるだけでなく、味が絶妙です。写真撮り忘れちゃいました(泣泣)…。
塩味、甘味、旨味、酸味、辛みなどがどれもバランスが良くて、美味しくいただけますよ。
夜はお酒もいただけるので、ラーメンだけでなく楽しめます。
(くれぐれも飲酒運転はやめてくださいね!)
さてさて、このお店に行くようになって考えたことがあります。
それは、好きこそ物の上手なれということです。
食レポクイーンとしてたくさんのお店に足を運ぶほど、食べることが好きなオーナーさん。
食べることの楽しさ、喜びを多くの人に感じて欲しい。自分にできることで誰かを喜ばせたい。そんな想いをオーナーさんから、お店の雰囲気から、そしてお料理の味から感じます。
好きなことじゃ食べていけない。生きていけない。
そのようにいう人は、本当に多くいます。
でも、そのようにいう人は、好きなことで食べて行く方法を知りません。そして、周りにもそんな人がいません。ですが、世の中には好きなことで収入を得て生きている人がたくさんいます。
自分で限界を決め、他人の尺度で自分の能力や可能性を決めてしまうのってどうなんでしょう?
いろんな場所に行って、いろんな本を読んで、いろんな人と会うことで、人は自分の可能性に気づける。むしろ、そうしなければ成長は止まってしまい、狭い枠から出られない。
井の中の蛙大海を知らず。お山の大将になっていませんか?
出来ないかどうかはやって見なければわからないんです。
やり続けた人だけが、他の人ができない世界、ステージへ到達できる。人の可能性は限りがありません。限界を決めるのは、自分自身。そしてごくごく近くにいる大人たちです。ですが、そこは本当は限界ではないんです。
大人が子供の可能性を信じてやれなくてどうするんですか。
自分の可能性を信じられない人、自分にお金をかけられない人は、自分が成長すると思っていない。
こういう人たちは自分に投資できないんです。
自分を成長するために、あらゆる場所、あらゆる機会、あらゆる人との出会いを求める。それをやり続けるだけで、過去の自分には見えなかったステージへと進むことができる。
それは大きな一歩でなくてもいい。昨日とは違うことを選ぶ。今まで行ったことのないお店に入ってみる。見たことのない漫画を読んでみる。行ったことのないところに行ってみる。そんな小さなことの積み重ねが、大きな差を生んで行くんです。
今の私がそうです。数年前とは全く違うステージに立っています。
自分の可能性をどうか信じてあげてください。
この記事へのコメントはありません。