あなたの商品価格を3倍にできますか?

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先日、小樽のとある市場である商品を見つけました。

一つは760円(ちょっと定かではないですがそれぐらい)。

一つは2380円(こっちは確かです)

ですが、実はこの二つは同じ用途用のある製品でした。

あなたの商品やサービスの価格設定どうやって決めていますか?

価格設定をする時に大抵の場合
市場の相場を参考にするはずです。

それから、原価+利益という考え方。

結構、この二つのパターンで
決めているケースを多く目にします。

ですが、先にご紹介した高い方は明らかに
これら二つとは違う方法で設定している。と思います。

ちょっと分析してみました。

あなたは鎌を買うとしたらいくら払いますか?

実は、私がみたある製品というのは「鎌」です。

おそらく、安い方は某海外製。

高い方は間違いなく日本製。

そして、高い方にはこう書いてありました

「切れ味保証付き」

サイズは全く同じ。
持った感じはなんとなく、高い方がいい気はしますが
大差はありません。

ですが、売れるので高い方も置いてある。

ということは売れてるはずですよね?

色々とウンチクは書かれていましたが、
明らかな差は
「切れ味保証付き」が書いてあることだけ。

この文章だけで
価格を3倍以上にできているワケです。

なぜ、こんなことができたのか?

要因1
高い方を選ぶという方は少なからずいるということ

二つあるいは三つの商品やサービスがあった場合
ある一定の割合で高い方を選ぶ方がいます。

また、もう一つの考え方として
一つの商品が安い価格設定というのも
高い商品を選んでもらうための心理的作用があります。

鎌で780円。これなら「とりあえず」使えればいいか
という心理が働きます。

で、2380円。なんでこんなに高いんだろう
「きっと本当に切れるに違いない」
という心理です。

この価格で本当に切れ味が抜群で
「感動」したらどうですか?

決して、2380円は高いとは思わないハズです。

要因2
安い方を買ったことがあり、失敗した

安い方を買ったものの、すぐに切れなくなる。

という経験をした方は、高い方を
試してみたくなる。という心理です。

ですが、もしこのお店に
780円の製品しかなかったら、また買いに来ることは
ないでしょう。

3倍という価格差だと、
あの店に高い方も置いてあったなあ。というインパクトを
与えられると思いませんか?

もしなければ、安いから「こんなもんだろ」で終わり、
切れ味が悪くなったら、買い換えるだけになりそうだと
思いませんか?

そこで、また鎌を買いに来た時
「すぐに切れなくなったなあ。安い方選んだからなあ」
「この高い方はもっと切れるんじゃないか?
 切れ味も落ちにくいんじゃないだろうか?」

という期待が
3倍以上という価格にもかかわらず売れるワケです。

製品や価値のサービスをちゃんと伝えてください

あなたが本当に良いものを販売しているのであれば、
自信を持って、その良さを伝えてください。

私のお伝えするブログやメルマガなどで
何度もお伝えしていることですが、
これが意外とできていません。

価格を上げるための方法の一つに
自社製品やサービスの特徴や
お客様が得られるメリットを
細分化するという考え方があります。

サービスであれば直接提供しているサービスだけでなく
その前にやっている準備や
こだわって無料で行っているサービスを
リストにしてみてください。

その無料サービスを
金額に置き換えてみるんです。

そして、その合計金額を出した上で
細分化したサービスを
伝えるということをやってみてください。

そうすると、
あのお店のサービスは
「こんなところまでこだわってるんだ」。
「どうりでいいハズだ」。

その印象を持った上で
あなたのサービスの金額や製品の価格を見た時に
「お得」という感覚が生まれます。

あなたの商品やサービス。
お客様にお得だと思ってもらえてるでしょうか?

そして価格を2倍、3倍にするにはどうしたら良いか?
ぜひ、考えてみてください。

あなたのビジネスが「利益」という強力な力で
加速して行きますよ!

追伸
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